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認知症と歯の関係性

認知症と歯の関係性

2015年の厚生労働省の発表によると、2012年時点での認知症患者は約462万人で、高齢者の7人に1人の割合です。しかし予備軍に含まれる人たちは400万人います。予備軍も合わせると4人に1人の割合になるのです。団塊世代が75歳に達する2025年には、700万人が認知症になると推測されています。

〈認知症と歯の本数〉
歯の数が認知症と関連があるのをご存知でしょうか。以前、約4000人の65歳以上の人を4年間追跡調査したところ、歯がほとんど残っておらず、なおかつ入れ歯を使用していない人は、歯が20本以上残っている人と比べて1・9%も認知症リスクが高いことがわかりました。噛むことで脳は刺激され活性化されますが、歯の本数が少ないと活性化されず、結果認知症リスクが高くなるのです。歯を失ったとしても、自分自身にあった入れ歯や、インプラントを使用していればここまでリスクが高くなることはありません。大切なのは、ちゃんと噛める状態にお口の中を保つことです。

〈認知症と歯周病〉
認知症は歯周病とも関連があります。認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症の患者の脳から、歯周病菌が見つかっていることがわかっています。逆に、認知機能に問題のない人からは見つかっていません。歯周病菌が血液を通して脳内に行くと、毒素が生産され脳に炎症が起きます。それを抑えようと体の免疫機構は反応し、歯周病菌を攻撃しますが、その際に脳の神経細胞まで攻撃してしまうのです。結果、情報の伝達がスムーズに行かなくなり認知機能に問題が発生するのです。
認知症を予防するためにも、若いときから口腔ケアに力を入れることが大切です。
 

2019-12-28 14:31:34

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